中学受験!ライバルに差をつける夏休み勉強法として、毎日コツコツ勉強したい漢字や語句問題。漢字や語句の効果的な暗記方法をお伝えする6回目。書き取り練習をするときのポイントをお伝えします。
中学受験!ライバルに差をつける夏休み勉強法10~漢字・語句の覚え方(6)
こんにちは。中学受験専門家庭教師の富都野日穂理です。
今日は、漢字・語句の覚え方の最後の手順その3の中編です。
その3.漢字をスラスラ書けるようにする
(9)漢字や語句の意味をイメージしながら書き取り練習する
漢字や語句を覚えるには、「身体(手)が覚える」まで繰り返すことが
やはり必要です。
ここでのポイントは2つ。
ひとつめのポイントは、
「覚えるぞ」という意識を書く手に集中させること。
心(意識)を伴わずして書いては、何回書いても覚えません。
例えば、手はせっせと動かして「書いて」いるけれど、
「今日の夕飯は何かな」と考えごとをしていたらどうでしょう。
「覚える」以外のことで頭を働かせていれば、
残念ながら頭も身体も覚えてくれませんね。
「覚えるぞ」気合いをその手に込める、と言ってもよいでしょう。
心を伴わない100回よりも、気合いを入れた3回で。
ふたつめのポイントは、
覚える漢字や語句の意味をイメージしながら書くこと。
例えば、「その事件のシンソウは謎に包まれている。」という問題。
答えは、「真相」
意味は、「ものごとの真実のすがた。本当の事情・内容」
になります。
この意味を声に出してから「真相」と書いたり、
頭の中で意味を思い浮かべながら書きます。
あるいは、
「ベールに包まれて見えなかったモノが明らかになって
本当の姿が現れている」
という抽象的なイメージや、
「毛利探偵の口を通して事件の真相を明らかにしているコナン君」
という具体的なワンシーン
など、
視覚的な映像をイメージしても良いでしょう。
このようにして、
頭と手を使って、意味と漢字・語句とをセットで覚えていきます。
意味と漢字・語句とが紐づき、
意味からその漢字が、または漢字からその意味が
どちらからでもスラスラ出てくる状態を目指しましょう!
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