中学受験!ライバルに差をつける夏休み勉強法として、毎日コツコツ勉強したい計算問題・一行題。なぜ毎日勉強する必要があるのでしょうか。その理由を明らかにする2回目。
中学受験!ライバルに差をつける夏休み勉強法13~計算・一行題の学習法(2)
こんにちは。中学受験専門家庭教師の富都野日穂理です。
算数の問題を解くというのは、
敵キャラ(敵キャラクター)を倒すゲームに似ていると
私は考えています 😉
敵キャラを倒すには、そのキャラを倒すためのアイテム、武器が必要です。
いろんな武器を持っていれば、雑魚キャラからボスキャラまで
幅広いレベルの敵キャラを倒すことができます。
しかし、
武器を持っているだけでは戦えません。
武器の使い方を知り、
武器を実際に使いこなせるようになる必要があります。
まず、武器の使い方を、武術の師匠に学びます。
「なるほどー、そう使うのかー」と理解したら、
今度は、自分で実際に武器を使ってみます。
使い方に慣れてきたら、雑魚キャラで小手試しです。
演習と言っていいでしょう。
演習で戦い方が分かったら、
いよいよ、本番、敵キャラに戦いを挑むわけです。
また、いつでも戦闘態勢OKなように、
武器を磨いて錆び付かせず、常に使える状態にしておく必要があります。
🙂 🙂
算数の問題を敵キャラだと考えると、
武器とは、「解き方」「解法」にあたります。
算数の問題は、
入試問題の難しいレベルから一行題のような基礎レベルまであります。
入試問題は、ボスキャラ。
つまり、いろんな武器(解法)を組み合わせて戦わないと倒せません。
一行題は、雑魚キャラ。
一つの武器(解法)で倒せる相手です。
ちなみに武術の師匠は、塾や学校、家庭教師の先生です。
解法は、それを先生から習って、
「なるほどー、そうやって解けばいいのか」と理解して、分かっているだけでは、
当然、問題を解くことはできません。
実際に、自分で、その解法を使って問題を解いてみる必要があります。
先生の分かりやすい授業で分かったつもりだったのに、テストで問題を解けないのは
自分の手でできるようにしていないからですね。
また、どんな問題に遭遇しても、
「あ、この問題はあの解き方で解けばいいんだ!」と
瞬時に手が動いて解答できるようにするためには、
つまり、解法を自在に使いこなせるようにするためには、
一行題のような基本問題で演習を積み、腕を磨いておくこと
解法を忘れず、錆び付かせないようにしておくこと
が大切なのです。
一行題を早く正確に解けるようにしておく、というのは、
武器を自在に使いこなし、且つ常に使える状態に整え
いつでも敵キャラと戦える体勢にしておくこと
といえるでしょう。
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