中学入試まであと3ヶ月。
この時期にやるべきことを正しいやり方で取り組む必要があります。
今日は、正しいやり方について説明します。

中学受験、今から志望校合格をねらう親と子の勉強法(4)

みなさま、こんにちは。

名古屋の中学受験専門プロ家庭教師 富都野日穂理です。

 

この時期にやるべきことを厳選し、正しいやり方で取り組むこと

 

①  テストの問題を解き直すこと
②  志望校と併願校の過去問を解くこと

 

前回前々回と、「今の時期にやるべきこと」についてお伝えしました。

 

ここでのポイントは、

 

「正答率の高い問題」「あともう少しで解けたはずの問題」に絞ること

 

テストや過去問は、アウトプットの訓練であること

 

テストや過去問の結果は、お子さまの弱点やモレヌケを教えてくれる、とてもありがたいものであること

 

の3つでした。

 

今日は、「正しいやり方で取り組むこと」についてお伝えします。

 

正しいやり方で取り組むこと

 

上記したように、テストや過去問の結果は、

お子さまの弱点やモレヌケを教えてくれるものですから

テストや過去問は弱点を克服するために必要不可欠なツール(道具)といえます。

 

しかしながら、優れた道具であっても

その使い方を誤れば、下手をすればガラクタになりかねません。

 

テストや過去問を解きっぱなしであれば、それらは

本来の目的である「弱点を教えてくれる」道具にはなり得ません。

 

テストや過去問の結果に一喜一憂しているだけであれば、

テストや過去問は、勉強のモチベーションを過剰に上下させ、

気持ちを不安定にさせるだけの、もはや無用の長物になります。

 

テストや過去問の目的は、

「お子さまの弱点やモレヌケを把握し克服するためである」こと、

これを忘れないでいることが大切ですね。

 

さて、お子さまの弱点やモレヌケを把握し克服できるようなテストや過去問の使い方とは、

いったいどんな使い方でしょうか。

 

弱点モレヌケを把握するために最も重要なことは

できなかった問題について、
何が原因で解けなかったのかをできるだけ具体的に分析する

 

弱点モレヌケを克服するために最も重要なことは

できなかった問題について、
「わかった」レベルで終わりにせず、自力で完答できるレベルまで繰り返し解き直す

 

ことです。

 

次回は、これらの「最も重要なこと」について説明します。